2022年11月、約3年ぶりに海外に行ってきました。
行き先はシンガポール。コロナ禍での海外渡航ということもあり、不測の事態が起きてもなんとなる(しないといけない)国がいいだろうということで海外一発目は安心安全イメージのシンガポールに。
今回の旅の主な目的はJALビジネスクラス、チャンギ空港ラウンジホッピング、B級グルメ、ちょっといいホテルに滞在といったところですが、それらは追々記事にしていきます。
まずは帰国後振り返って旅先で役に立ったサービスがありましたので、まずはそちらを先に紹介させていただこうと思います。久しく海外渡航から遠ざかっている方、これからシンガポールに旅行される方にとってお役に立てれば嬉しいです。
モバイル環境は楽天モバイルの海外ローミングで充分
シンガポールでは、どこのレストランに行ってもQRコードを読み込んで順番待ちしたり、メニューを見てオーダーできたりと日本よりIT化が進んでいます。3年前の訪星時と比べても格段に進化している印象。
そのためスマホのネット環境は必須と考えた方が良いです。従ってシンガポールに到着してまずやることとして、現地携帯キャリアへの接続になりますが、通信手段の選択肢として楽天モバイルの海外ローミングをオススメしたいと思います。
楽天モバイルについては、1GBまで0円プランでサブ回線として利用していたが、無料プランが無くなったタイミングで解約していた。海外では2GBまでローミング利用できることやSIMの入れ替えも必要ない利便性から、旅行前に3GBまで1,078円/月(税込)のプランに再加入することにした。
日本から海外に行ってそのまま利用(ローミング)可能なのはドコモ系のahamoも同じですが20GB(2,970円税込)の容量も必要ないため、よりライトで安価な楽天モバイルに決めた次第。
楽天モバイルをシンガポールで使ってみた感想
従来だと現地空港に着いた後、SIMカウンターに行き→SIM受取り→SIM入れ換え→スマホ設定をする必要があり、帰国時にはその逆の手順行う必要がありました。そういった一連の面倒な作業から解放されるのが一番のメリットかと思います。時間の節約にもなります。
また、楽天モバイルの回線契約に関しては、最低利用月数がないので必要な時に加入し、必要なくなったら解約すればいいので手軽に利用できます。(ちなみに私は使い勝手が良いので国内でも音声通話用のサブ回線として継続利用するつもり)
データ通信量は国内の3GBとは別に海外用として2GBあります。宿泊先ホテルではWiFiがあるので街歩きだけなら2GBでも十分でした。
肝心のシンガポールでのデータ通信の品質ですが、現地提携の携帯キャリアに4G接続できて速度面での不満はありませんでした。
以上、海外旅行のネット環境として楽天モバイルのローミングが快適で役立ったというお話でした。
楽天モバイルならスマホの料金が超お得!Grab(配車アプリ)
続いては、配車アプリの定番「Grab」です。
Grabはシンガポールに本社を置く企業で東南アジア各国で配車サービスを提供しています。日本におけるUberやGoと同様のサービスですね。
海外でタクシーを乗る場合には、コミュニケーション上の問題もあって、目的地まで安心して届けてくれるのかとか、ぼったくりされないかなとか色々疑心暗鬼になってしまいますよね。その点配車アプリの場合には、その様な心配は無用ですので積極的に活用したいところです。
Grabアプリのメリット
Grabを使うメリットはしてはこんな感じかと思います。
・目的地を伝達する必要がないためストレスフリー
・料金が事前に分かって安心
・一般のタクシーよりも料金が安いことが多い
⭐️需要と供給で料金が決まる仕組みのため高くなることもあります
・クレカ手数料が無料
⭐️一般のタクシーの場合は手数料10%掛かります
Grabを利用しての実際の料金と所要時間と距離
今旅でGrabを利用した際の料金と所要時間は以下の通りです。
Grabはメータータクシーと違って、乗車場所や目的地、利用時間、天候などによって提示される料金は異なると思いますので大まかな目安と考えてください。1つ目と2つ目は距離が5倍ほど遠いのに料金は同じだったり、4つ目は長距離だけど料金低めだったりとなかなか奥深いですね。
乗車地点 | 目的地 | Grab料金(SGD) | 所要時間/距離 |
シャングリラ・セントーサ | マンダリンオリエンタル | $12.80 | 21分/11.37km |
マンダリンオリエンタル | ウェスティンホテル | $12.80 | 9分/2.29km |
ウェスティンホテル | ソンファバクテー本店 (クラークキー) | $9.80 | 12分/2.23km |
ウェスティンホテル | チャンギ空港Terminai 1 | $19.80 | 29分/20.54km |
Grabアプリ登録時の注意点
アプリダウンロードとアカウント作成まで日本で可能ですが、アプリから支払い設定の所でクレカ登録は出来ませんでした。どうも日本では登録できない仕様のようです。シンガポールに到着してから忘れずクレカ登録してください。
プライオリティ・パスで入室できるチャンギ国際空港ランドサイドにある唯一のラウンジ「Changi Lounge」
最後は、チャンギ国際空港でチェックイン前に利用できるランドサイドのラウンジと入室の際に必要となるプライオリティ・パスのお話です。
2022年11月時点では第1ターミナルのアーリーチェックインカウンターは閉鎖されており、JALカウンターが開くまで1時間ほど時間を持て余しそうになりました。
そんな時に役立つのがプライオリティ・パスです。プライオリティ・パスのアプリで制限エリア外に利用できるラウンジが無いか確認したところ、ジュエル(Jewel)に一箇所ありました!
「Changi Lounge」です。 公式サイトはこちら
営業時間:8:00〜22:00
利用料金:プライオリティ・パス提示で無料、提示ない場合はSGD50++
最大利用時間:3時間まで
チェックイン前に利用できたのはeチケットの提示で入室できたからです。チェックイン前でも諦めずにeチケットでトライしてください。
一人につきビール一杯とホットミール一品を無料でオーダーできます。家族がトムヤムヌードルを食べましたが具の海老が美味しかったそうです。
シャワーもあります。
通常料金がSGD50++とかなり高額の設定で、正直無料でなかったら入らないだろうなと思いますのでプライオリティ・パス持ってて良かったと言えます。
今回、私は利用しておりませんが、制限エリア内のラウンジにプライオリティ・パスで入室できるのは以下の7箇所です。参考として記載しておきます。
第1ターミナル
Marhaba Lounge
SATS Premier Lounge
第2ターミナル
Ambassador Transit Lounge
第3ターミナル
Ambassador Transit Lounge
Marhaba Lounge
SATS Premier Lounge
第4ターミナル
Blossom Lounge
プライオリティパスの詳細はここでは割愛しますが、私は「三菱UF Jカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」を持っており、その付帯特典としてプライオリティ・パスを無料で持つことが出来ます。しかもこのクレカの良いのが本会員と家族会員1名まで年会費22,000円と比較的リーズナブルにも関わらず、家族会員でもプライオリティ・パスを持てるのです。(家族で計2枚ですね)
以上、空港でいざという時に役立つプライオリティ・パスと制限エリア外唯一のラウンジ「CHANGI LOUNGE」の紹介でした。
「三菱UF Jカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイトはこちら
今なら入会キャッシュバックキャンペーンが熱いので、これからプライオリティ・パスを持とうと考えている方におススメです。
最後に
3年ぶりに訪れたシンガポールは、とても活況で沢山の人で溢れており、コロナ禍であることを忘れるくらいでした。そして街中の至る所では飲食店のIT化も進んでおりました。他方、我が日本はというとコロナ禍で3年間停滞しており、IT化は遅々として進まずこのままIT後進国になっていくのかと不安を覚えてしまいます。そんな思いも海外に行ったからこそ見えてくるものであり、無事に帰って来れたことに感謝しつつ、また次の海外旅行も計画中です。
これからシンガポール旅行を計画されている方にとって、事前に準備しておくといいなと思ったサービスとして楽天モバイル海外ローミング、配車アプリのGrab、空港ラウンジ入室の際に必要となるプライオリティ・パスの3つを紹介しました。
備えあれば憂いなし、より快適な旅のお供にご検討いただければと思います。それでは、また。