3年ぶりのシンガポール旅行。今回の旅の主な目的はJALビジネスクラス、チャンギ空港ラウンジホッピング、B級グルメ、ちょっといいホテルに滞在といったところですが、本記事はホテル3泊ホッピングの1泊目、「シャングリ・ラ ラサセントーサ シンガポール」宿泊記です。
1泊目 シャングリ・ラ ラサセントーサ シンガポール(今回の記事)
2泊目 マンダリンオリエンタル・シンガポール
3泊目 ウェスティン・シンガポール
シンガポールのホテルは物価高と円安の影響もありマリーナ地区はどこも高騰しておりホテル選びに悩まされます。3年前と比較して1.5倍ほどになっている感覚でしょうか。
そんな中、セントーサ島のホテルはマリーナ地区ほど高騰していなかったのと、せっかくなのでリゾート気分も味わっておきたかったのでセレクト。
客室数は400を超える大型施設、そしてシンガポールでは唯一のビーチフロント、プールも大きいということでファミリー向けニーズにも合うホテルとなっております。
シャングリ・ラ ラサセントーサ シンガポールの公式サイトはこちら
アクセス
チャンギ国際空港からタクシーで30分程で到着。市内中心部のマリーナエリアからでも10分くらいで行ける都会のリゾートです。
以前はタクシー、Grabでセントーサ入島の際にはゲートで入島料を徴収(※)しておりましたが、2022年12月31日まで免除になっておりました。
(※)ホテル宿泊者はゲートで予約票を見せることで免除。非宿泊者のみSGD2〜6支払う制度。
客室紹介:スーペリアヒルビュールーム
予約は公式サイトから取りました。
予約した部屋:スーペリアヒルビュールーム(31㎡)
実際にアサインされた部屋も同じカテゴリーでした。最上階にはなりましたが、ジェイド会員の1ランクアップグレードは適用されなかった模様。。
ウェルカムアメニティ
チェックイン時にジェイド会員の特典には触れられなかったので、こちらから促したら、笑ごましながら奥の棚からウェルカムアメニティのリストを出され以下をチョイス。
・缶ビール2本
・ホテルメイドのチョコレート
ヒルビューの眺望
ヒルビューだけに眺望はご覧の通り林とスカイウォークビューになります。
海側の眺望を希望する場合は、「デラックスシービュー」以上を選択した方がいいです。
ただシービューといっても、シンガポール海峡を行き交うタンカー船ビューがもれなく付いて来ますのでその辺りも考慮ください。
客室インテリア
客室インテリアはオーソドックスですがシャングリラ特有の重厚感が建具や壁の装飾、カーテンの質感に垣間見ることができます。
ウェットエリア
シャワーブースは無くバスタブにシャワーが付いているタイプ。洗面はシングルボウル。トイレは扉のないオープン仕様。
イタリアンレストラン「TRAPIZZA」でピザをテイクアウト
当日はサクララウンジで朝食、機内では久々の国際線ビジネスクラスでテンション高め、お腹いっぱい食べて呑んでのブロイラー状態だったので夕食は軽めにします。
館内のレストランを検索すると、イタリアンレストランの「TRAPIZZA」でテイクアウトできるということでプール、ビーチを散策しながらレストラン到着。
テイクアウトしたシーフードピザ(SGD28.89ドル)
薄い生地にイカ、海老、ムール貝、サーモン等シーフードが盛りだくさん。ビールにピッタリ。
Silver Shell cafe(シルバーシェルカフェ)での朝食は多彩で美味しかった
朝食会場は「Silver Shell cafe(シルバーシェルカフェ)」でブッフェ形式になります。
尚、ジェイド会員以上は朝食(2名)が無料です。
料理の種類はかなり豊富。地元シンガポール料理はもちろん、日韓中、西洋、インドと充実していて1泊では食べ切れないほど。中でもインド料理はカレーだけでも4種類あり、とてもスパイシーでコクもあって美味。シンガポールはインド系移民が多いのでカレーも本格的。気に入って全種類制覇しました。
朝食後はプール、ビーチをお散歩。
シロソ砦(FORT SILOSO)・スカイウォーク散策
朝食後チェックアウトまで少し時間があったので「シロソ砦(FORT SILOSO)」に散策に出かけます。エントランス前で全長1mほどのオオトカゲに遭遇(写真はその尻尾)。
セントーサにはまだ自然が残されているんですね。日本では見たことのない野鳥や孔雀も生息していました。
シロソ砦はセントーサ島の西端にありホテルから徒歩で行けます。ホテルゲートを出てすぐのところに入口がありエレベータでスカイウォーク展望台に上がります。
シロソ砦は1880年代からイギリス統治下のシンガポール防衛拠点の要塞としての役割を果たしてきたそうです。
第二次世界大戦時には日本が南下政策によりシンガポールを占領、統治してきた歴史もありました。博物館では戦時下の緊迫した様子を資料の他、蝋人形の展示で知ることができる貴重な場所です。
最後に
ホテルホッピングの一泊目に滞在した「シャングリ・ラ ラサセントーサ シンガポール」を紹介しました。シンガポール唯一のビーチフロント、大型プールを備えたホテルですので、大人から子供まで幅広い層に支持されると思います。
一番のお勧めポイントは、オールデイダイニング「Silver Shell cafe(シルバーシェルカフェ)」での朝食です。一日では食べ切れないほど種類豊富で美味しかったのでぜひ召し上がってください。
一方、残念なポイントとしてはリゾート感が今ひとつな点です。ビーチに出るとどうしてもタンカー船が目に入るので興醒めするところでしょうか。
そういう意味では、同じセントーサ島でも東側に位置するマリオット系「Wシンガポール-セントーサコーヴ」の方がマリーナにヨットハーバーと雰囲気とリゾート感では一歩上を行きますね。
ホテル選びのポイントをどこに置くかは人それぞれ。
Have a nice trip.